エンジニアとして生き残るために!
エンジニアとして、業界で生き残るために必要なスキルセットとは、現在仕事についている職種がどういうものかによってかなり違ってきます。例えば常に進化を遂げるWebエンジニアは、バックエンド、フロンドエンドとどの部分を担っているかで求められるスキルセットが違うからです。
ちなみにスキルセットとは、大きく分けて2つあります。知識や経験などのテクニカルスキル。そしてコミュニケーション能力、企画力などのその人の人間性にもかかわるヒューマンスキルです。
テクニカルスキルは、例えばフロントエンドの場合、より消費者(ユーザーエンド)に近い部分の技術が求められます。具体的には、HTMLはもちろんCSS、Javascriptやtypescriptと呼ばれる言語は複数種類が必要でしょう。さらにフロントエンドはユーザーへの訴求力も必要です。例えマーケティングができなくても、サイトの見た目を追求することで人をひきつけることができるでしょう。
バックエンドは、ユーザーの目には直接触れないところを開発します。具体的にはPHPやJava、Python、Rubyなどのスキルが必要です。またフロントエンドと同じように、デザインや訴求などの可視化できる部分においても理解しておくにこしたことはないでしょう。どちらもできると昇給の可能性が高くなります。さらに周りをまとめられるといったヒューマンスキルも身についていれば、PLやPM、そして最近話題のPMOになることも夢ではありません。
最近話題のPMOとは?
大規模プロジェクトにおいて、PMOを導入することが増えてきました。プロジェクトのかなめとしてPMは、常に奮闘しています。そのPMをサポートし、あらゆる手助けをする立場にあるのが、PMOです。PMOとは、プロジェクトを円滑に進め、結果や成果を出すために、置かれた外部組織です。
企業が大規模なプロジェクトを行う時には、関係する部署や、携わるメンバーが多岐に渡り、更には外部関係者とも連携してプロジェクトを推進する場合、非常に混乱が生じます。プロジェクト関係者として多種多様な人間が集まることで起きるトラブルを未然に防ぐことがPMOの仕事となります。
具体的な仕事としては、プロジェクトのすべてを管理することであり、プロジェクトに必須の資金や、人的パワーの加減を調整し、部署と部署の間に入り、意見調整をするなど様々な役割を果たします。最も重要な役割は、大規模プロジェクトに集まった人々のパフォーマンスを最大限に発揮させることです。
またPMOは、企業内のどんな派閥にも与しない特性があります。独特の社内風土がどんな会社にもありますが、プロジェクトの進行を妨げる悪影響だけは避けなければなりません。その点、外部のPMOは、俯瞰した立場に立っており、どんなしがらみも受けません。プロジェクトを円滑に進める上でも、PMのサポーターとしてもとても有効な性質があり、大規模プロジェックとには欠かせない存在です。
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